旅の目的は大きく二つあって、行きたい観光地や景勝地があるところ、または行きたいゲストハウスがあるところ。

今回はウェブサイトの写真の風景に魅せられて、「この風景が見たい!撮りたい!」と思い、東武日光駅から世界遺産の日光東照宮までの間にある「日光山バックパッカーズイン」にお邪魔してきました。
ゲストハウスのホームページに掲載されている写真の撮影地については、宿泊の前から何度も問い合わせをさせて頂きました。装備や時間帯、行きや帰りのバスの時間・本数などていねいに教えて頂けたので、当日はしっかり準備をしていくことができました。

4月の半ばの日光はまだまだ寒くて、都内では開花のピークを過ぎた桜もまだ咲き出してもいない。標高で言えば600mくらい。長野の松本より少し低い位ですが、乾燥しているのもありとても寒い。

初日はバスで中禅寺湖を越え、奥日光の戦場ヶ原へ。そこからの夕陽と星を見てきました。翌日は午前中の光のあたる中禅寺湖とその周辺、そして奥日光の白馬さんを望むことのできる湯元温泉まで。日光は各観光地へ巡るバス便が発達しているので、バス停の近くに宿があるのはとても便利でした。

◎外観・内観
大通りを沿いの消防署の裏あたりにあります。小さめのオフィスビルや、ラボのような雰囲気ですが、内装は和風。小物や装飾も和風のアレンジがきいていてかわいらしかったです。

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◎共用スペース
玄関入ってすぐの土間のようなところにまず一つ。玄関から家屋の内部には入ってすぐ左手にこたつのある居間がひとつ。そこが共用スペースです。
一つ目の共用スペースでは観光ガイドブックや、コーヒーなどのフリードリンクがあり、私はそこで宿のオーナー天野さんと色々な情報交換をしました。特に観光のアドバイスや翌日のランチの場所、混雑に巻き込まれないように移動する方法を教えて頂き、駅の観光案内よりずっと親切で詳しくてほんと助かりました。

◎お部屋
泊まったのは2階女子ドミトリー。ベッドの大きさは広くもなく狭くもなく、快適です。遮光カーテンなので、早めに寝たい方にはいいですね。お部屋にはストーブがちゃんとあり、寝る直前まで点けておけるので、2段ベッドが3台、合計6ベッドのお部屋です。枕元に読書灯とコンセントがあります。ほかのお部屋を見る時間がなかったのですが、2階の奥にミックスドミ、階段上がってすぐのところにロフトのような個室がふたつくらいあるようでした。


◎キッチン
家庭用の少し大きめのキッチンがあります。調理道具なども揃っています。夜は会費制で宿泊者の方どうしてご飯をつくるというのをやっているので(私は今回帰りが遅かったので参加しませんでしたが、当日はみんなでもんじゃを焼いたそうです)、気になる方は予約の際に問い合わせてみて下さい。

 

◎お風呂、トイレ、洗面台
2階に洗面台があり、お手洗いは1階と2階にあります。特に使いづらいといった印象はありませんでした。宿泊のキャパを考えると2つあるのはいいですね。お風呂は日本の家庭のごく一般のお風呂があり、カーテンで仕切った脱衣所で準備し、浴室内でシャワーを浴びます。シャンプーとボディソープがあります。

◎そのほか
ホームページがしっかり外国語対応されているので、海外のお客さんも多いです。みんな気のいい方達で、宿の方も英語でしっかり対応されていました。日光にはほかに「にっこり荘」や「棲み家」などのゲストハウスがあるようですが、周辺の案内や写真のアドバイスなど、今回得したなと思うことが多かったので、またこちらに伺いたいと思います。

★日光山バックパッカーズイン
http://www.nikkosanbackpackersinn.com/