「わたしも最近ゲストハウスめぐりを始めたんです!」
と楽しそうに、これから行きたいゲストハウスの名前をワクワクした表情で話す女の子。
「隣町に住んでるのよ。ここは私の第2のリビングね」
とにこやかに話す年配の女性。
「カナダから長野に移住してもう10年になります。ここが大好きです」と話すカナダ人ご夫妻。
前日には80歳の女子(!)2人組も泊まっていたという、マスヤゲストハウスは、旅人も地元のひとも、とにかくリピーターが多い宿。そしてゲストハウスジプシーたちの間でやたらクチコミされる宿。

そんな印象です。

私はというと、岐阜の友人とマスヤで落ち合い、旅時間を共有するために来ました。

大きなお屋敷を改装した建物は、箱根TENT、東京蔵前のnui.を手がけた東野(あずの)さんの内装デザイン。古道具市で時間をかけて集めて来たのだろうな、という拘りの家具や、什器、棚、窓の枠や窓ガラスそのもの、あらゆるドアはすべて違うデザインのもの、そして水回りの細かい設備備品もすべてオンリーワン、同じものがない。情熱を感じます。

◆リビング
オレンジ色の電球とレトロなアンティークの照明で照らされたリビングは、こたつもカウンターも自然とひとが集まってくる不思議な空間。
カウンターは夜はキャッシュオンでドリンクが頂けるバーになります。日本酒も焼酎も豊富で、水が豊かな長野らしいと思いました。
天井が吹き抜けで開放感があり、2階の窓からの自然光がたっぷり入るので朝は気持ちよかったです。

◆寝室
ミックスドミトリーに泊まりました。恐らくですが、宿の方の配慮でミックスに泊まった女性が全員上の段でした。ベッドの上で着替えることが多いので、助かりました。広さは女性には充分、枕元に着替えや小物が置ける棚、その上に貴重品入れのボックスがあります。鍵はないので、貴重品入れを使いたい方はナッバーロックを持参して下さい。カーテンはあります、枕元に照明と、コンセントは一つです。

◆キッチン
広めの自炊キッチンがあります。紅茶、コーヒーはフリーで、食器類も、調理器具もしっかりとあります。

◆お風呂
宿のシャワーは清潔なボックスタイプのシャワールーム。二つありますが、利用者が少ないのか、一つだけが常時使えるようになってます。
温泉が湧いている地域なので、みなさん近くの共同浴場でお風呂に入る方が多かったです。宿から一番近いのは「菅野温泉」さん。割と熱めの温泉が多い中でも、入りやすい湯温でした。入浴料は230円で、ドライヤーを使う際は10円。朝5時半〜夜は10時くらいまでやっていたと思います。

◆ほか
自炊キッチンの横に共用のスペースがあり、そこは昼にはカフェやお料理教室をやっているそうです。
朝ご飯は、+500円でホットサンドとフレッシュジュース。

◆アクセス
駅から徒歩3分くらいでとっても近いです。諏訪湖までは、駅の反対側へ出て10分くらいだと思います。朝、諏訪湖周辺をランニングしましたが、すごく気持ちよかったです。
徒歩圏内にコンビニなどもありますので、便利な場所だと思います。

◇マスヤゲストハウス
http://masuya-gh.com/

(今回あまり時間がなくて、すごくざっくりインスタで撮ってます。なので、写真はご参考程度に〜)