22時パサイのバスターミナル発のバスに乗る。乗るのはフィリピンのローカルの人も使う(パータス(Partas)バス。
日本でもオンラインで時刻表が確認できるので予定が立てやすかったのと、おそらくきれいな方だろうということで選んだ。北部へ行くには便数も多いので便利だと思う。
ただ!事前情報で覚悟はしていたけど、バス車内が極寒!!北極!!冷蔵庫!!
常夏30度の国の深夜バスの冷房の効き方が半端ない。「冷房は最高のサービスだから」と誰かが言っていたけれど、本当にそのようです。
持ってきた防寒具を着込み(謎)、東京から持ってきたマフラーを足に巻き(謎)、必死で無になり眠ろうとしているのに、なぜが深夜に流れ続ける車内音楽(謎)、、、とそれに合わせて歌うおじさん(謎)。しかも普通にカラオケ並みの音量で。このまま寝たら凍死しそうだから、これはむしろいいのか?
バスはまさに「高速」でぶっとばし続け、やや渋滞するいくつかの街を抜けたら、あとはひたすら走り続ける。途中トイレ休憩をはさみながら、なんと朝の5時くらいにヴィガンに到着。
ほとんど寝れず。笑
バスターミナルに着いてから、何か視線を感じると思えば、トライシクル(人を乗せる荷台つきのバイク)のおじさんがずーっとフェンス越しにこっちを見てる。こわ・・。
バス停で少し時間を潰して、ホテルに荷物を預けにいく。途中「トライ!トライ!」と叫ぶ、トライシクルの客引きの多さに驚いて、それを避けるのに結構パワー使う。
ホテルに荷物を置いたら、早速観光。
ヴィガンは多くの中国人華僑が早い時期から移住していたといわれていて、その名残が建物に現れている。
さらに、スペインに植民地支配されていた時期もあったことから、中華系の要素とスペイン系の要素の混じった建築物が町中にある。
ちょうど春節の時期だったので、赤い提灯がぶら下がっている建物もあった。
おそらく建造当初は中華風、あとになって建物1階部分をスペイン風に改装したと見られる建物が多くあって、建物を見るだけでも結構面白い。
朝はまだ気温も楽で、観光客もトライシクルの客引きも少ないので、徒歩での街歩きなら朝がオススメ。
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