ニャー!!!!
今夜の「下北沢ダイハード」はヴィレバンが舞台です!テーマはサブカル。下北からサブカルが奪われる危機!みたいな。
なんじゃそらみたいなテーマだけど、最高な予感しかしない。しかも佐藤二朗さん(ヨシヒコの仏役の人)でるしね。最高か!

写真のクマさんはドラマのオープニング、凛として時雨 の「DIE meets HARD」の曲の中に出てくる本物!ヴィレバンが時給で雇ったらしい。笑

いまね、街の各所に「下北沢ダイハード」がいる。
セットが組めるほど制作費がないからか、ドラマの舞台はリアル店舗だったり、リアル劇場だったり、次はリアルヴィレバンだし。街の協力体制すごい!

他にも。「下北沢ダイハード」のエンディング曲、雨のパレードの「Shoe」が、南口商店街でよく流れてて、「あぁ、街のみんなであの番組を喜んでるな」と思う。

TV関係のクライアントさんと相対していると、テレビのコンテンツが”愛される”ということが難しい時代になったのかなと思うことがある。

あるドラマでも番組でも好きな人は好きで見ているのに、そしてそれは決して少ない数ではないのに、メディアが叩けばその嵐のようなネガティブパワーに雰囲気が持ってかれることがある。

メディアが一斉に叩くことによる同調圧力で、それを「好きだ」と思っている人が「好きだ」と発信しにくくなる。

そういうことをよく見かけます。
そして作る方も気持ちがどんどん枯れていく。
すごく悲しいと思う。

でも今回、テレビって良い方向に風が吹くと、力になると思った。
点ではなく”面”で働く力がるのはテレビの強いところ。

「下北ってこうだよね」とみんなが思っていること(”点”)を「映像化」することで大きな共感としてつなぐ(想いが”面”でつながる)。

その大きくてゆるい共感の雰囲気は、街への愛を深めると思った。

いま再開発で街がどんどん変わっていっているからこそ、「下北沢ってどんな街なのか」を考えている人が多いから、尚のこと意味のある番組だと思う。

誰かの心に共感が生まれる時。
テレビが愛される時ってそういう時なんじゃないかと思う。

テレビは社会の雰囲気をつくるというところでは、やっぱり有効なメディアだと思う。

だからこそ、ネガティブなことじゃなく、本当に視聴者=生活者が幸せになるコンテンツを作って欲しいと思う。

テレ東さんほんと偉いと思うぜ。

 

Copyright:Yuri Ito @yurio_it

Copyright:Yuri Ito
@yurio_it