大好きな安藤さん。やっと見に行けた展覧会。

行ってみて思ったのは、ひとつ。「やっぱり実物見ないと!!!!」。
素晴らしい、緻密な工芸品のような模型も、アートなスケッチも、設計図も、建物を写した動画も写真も、全部、実物を表現するには全く足りないと思った。

安藤さんの国内の建築は9割くらい見に行ったけど、「あの建物は、あの景色、あの風(気温)や周囲の緑、そして自然の光があってこそ、完成されるんだ」と改めて思った。
写真の「光の教会」の実寸大模型も、ただの箱でしかないというか、実物と雰囲気が違いすぎる・・・。
また安藤さんの哲学や考え方、そしてあったかい人間性などを表現するには、説明があまりに断片的で、(それは私が安藤さんの本を読みまくって、会いにまで行っているから特に感じることなのかも知れない)少し寂しい気持ちに。

けれど、それだけ、たくさんの要素の詰まった、一言では語れないひとなんだな、とも思った。
ちなみに私が一人旅をしはじめたきっかけは、全国にある安藤建築を見に行くためです。
やっぱり次は世界に出なくては!まずヴェニス!!
改めて、「建築は現物を!いざ現地へ!」と思わせてくれたので、すごくいい機会だった。

★国立新美術館10周年記念
安藤忠雄展ー挑戦ー

会 期 2017年9月27日(水)〜 12月18日(月)
休館日 毎週火曜日
開館時間 10時〜18時 金曜日・土曜日は20時まで
※9月30日(土)、10月1日(日)は22時まで
※入場は閉館30分前まで
場 所 国立新美術館 企画展示会1E+野外展示場
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 http://www.nact.jp

http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/