街を味わう、街と生きる、街の一部として生まれたゲストハウス。泊まってから一週間経ってこれを書いていますが、やっぱりいい宿だったなーと思います。写真を見ているとわかる、この宿には愛がある!


街、旅、建築、人への愛が。
あとやっぱり市場のある風景が好き。


北九州の「小倉駅」から徒歩15分ほど、小倉からモノレールに乗ったら「旦過(タンガ)駅」を降りてすぐにあるtangatableに行ってきました。
宿のオーナーさんが知人で、とあるセミナーで再会した際に九州旅行の話をしたら「TangaTable行ってみてよ!」というお話しをいただき、早速予約。


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現地では、小倉でレストランやコミュニティスペースを営み、タンガテーブルで店舗のオペレーションを取り仕切ってらっしゃる遠矢さんに街を案内していただきました。



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遠矢さんは、下記のお店を経営している他に、街中の建物の価値を見直しリノベーションし、街を盛り立てていくような事業をしていらっしゃいます。それが北九州家守社(ヤモリ社)。また、起業支援や、逆に「やめる決断」もサポートしているそうです(この辺本当にお話面白かってです)ということで、街を歩けば知り合いに声をかけられる、笑顔で挨拶する、街案内がディープ、、、、かなり面白かったです。笑


タンガテーブルをきっかけに見えてきた、この街の姿、この街の現在と未来を見ているひとの姿、とても参考になることが多かったです。北九州家守舎さんの動きもとても気になります。私の周りの方にもお伝えしたい事例の一つなのですが、ここはいったん宿の紹介を中心にお話したいと思います。


★Tangatable
café causa(カウサ)
★cucina di TORIYON(クッチーナ・ディ・トリヨン)
★北九州家守舎


さて、本題に。笑
宿の真裏くらいに昭和ノンスタルジー漂う場所「旦過市場」があります。東京の住宅街にも、10年前くらいまであったような街の市場です。ただ、そこは海の近い街、新鮮な魚貝が圧倒的に豊富に揃うのです。


また活気もあって、みんなほくほくした笑顔で、コミュニケーションを大切にしながら日々の営みがある雰囲気。築地のような観光地化された場所とは違った、普段着の街の姿、「旦過の胃袋を握ってる市場」という感じがしました^^



その市場の食材を使ったお料理を出しているのがTangaTableのダイニング。ダイニングに入る自然光と、木彫をメインにした暖かい雰囲気は、「旦過の食卓」という名前に相応しい雰囲気。宿泊のお客さん以外にも、街の方がランチや夕食に訪れます。



今回は遠矢さんに街をご案内いただいた後に、できるだけお部屋の写真を撮りたかったので、通常チェックインより少し早めにお邪魔しました。優しい物腰のスタッフの方にお部屋を案内してもらいつつ、写真を撮ってきました。



◎お部屋
いつもどおり私はドミトリー泊。ひとの息遣いがあって好きなんですよね。あと、どんな人が泊まっているのが気になるのもあります。


◼︎ドミトリー
泊まった女子ドミの環境になります。(写真でいうと、赤いカーテンのドミがあるのが女子ドミ)
2段ベッドの域を超えた、トムソーヤ感あるベッド。開口部が互い違いになっているので、相手の上り下りがあまり気にならなかったです。下の段は完全に個室状態になりますが、上の段はボックスではなく空いているので、閉塞感苦手な方は上の段がいいかもですね(指定ができるか分からないので、気になる方は宿の方にご相談ください)



ベッドの枕元に小棚、そこにコンセント2口、読書灯の明かりもちょうどいいです。カーテンは隣が気にならないように、仕切りとして片側に。ハンガー1つ〜2つ。お布団はかなりこだわっているようで、しっかりしたマットレス、ふわふわの羽毛布団にしっかりした厚みの枕。この寝床は旅人の癒しですね〜!


ベッド周りの機能としては、ベッドの下に荷物と靴を置くスペース、そして大きめのセキュリティボックスがあります。ドミトリーって、場所によってはスーツケースと靴で通路がカオスになっている宿もあって、落ち着かないし、セキュリティとしてもどうかと思うのだけど、ここはしっかり収納できていい!またハンドバッグまるまる、PCも、大きな一眼レフも余裕で入る大きめのセキュリティボックスは、宿内でリラックスして過ごすのを助けてくれると思います。



◼︎個室
亀の甲羅のような、とてもおしゃれな和室があります。
建物の半円になっている部分をうまく生かして、自然光の入る心地のいい、プラベート感ある空間になっています。
4ベッドの個室は、お部屋借しされているそうで、お子様連れのファミリーなどにとっても良さそう。
ベッド一つの個室は打ちっ放しの壁と白い寝具が洗練された雰囲気で素敵でした。



◎洗面、シャワー、お手洗い
水回りは男性用と女性用で、完全に分けられており、さらに女性用は女子ドミループからかなり近いので、すごく便利です。近いとはいえ、1日履いた靴で移動するのが気になる方もいると思うので、何泊かのご予定の際は簡易スリッパあるといいかもです。


◼︎シャワールーム
ボックス型のシャワールームが3つ以上あったと思います。お洋服を入れるバスケットもあって、タオルなどをかけるフックも壁付けであります。お手洗いも個室型で5つほどありました。十分な数があると感じました。



◼︎洗面
鏡が大きく、ドライヤーは3つあり、朝、夜の混雑時も、宿泊者の方同士で「ドライヤー待ち」状態になることはなかったです。(ちなみに私が宿泊した日は女子ドミ満室で、さらに個室の方もいたので、相当数泊まっていたとは思います)


◎共用スペース
自炊用の簡易キッチンと、共用スペース。私が来る前日はここで、海外からのお客様が市場で買った食材を調理してみんなに振る舞ったそうです。長期滞在の方だったそうで、スタッフさん共々大いに盛り上がったと聞いています。少し距離が近づく、少し距離をとれる、丁度いい大きさだと思いました。お鍋、調理器具、カトラリー、お皿、一通りあります。


◎ごはん
今回は遠矢さんにいろいろなご縁ときっかけを頂いて、おいしいものに出会えました。


◼︎昼ごはん
旦過市場にあるうどん屋さんでちゃんぽんを!遠矢さんに案内してもらったそこは、地元の人でぎゅうぎゅうに賑わう場所。笑顔の素敵な女性が元気に働いていて、気持ちよかったです。具沢山&胡椒のきいたちゃんぽんは、「これまで私が知ってたちゃんぽん」感を覆すもので、めちゃ美味しかったです。また食べたい!

★旦過うどん
http://tangaichiba.jp/modules/shop/index.php?content_id=42



◼︎夜ご飯
遠矢さんのやってらっしゃるCausaへ。地元の食材を使った洋食のレストラン&バーで、地元の人、リピーターさん、グループからお一人の方まで、様々なお客さんで賑わっていました。私が注文したのは関門海峡タコのトマトスパゲティーにマスカルポーネチーズとかぼちゃのサラダ。あとビア〜♡タコ有名なんですね、歯ごたえがしっかりあって美味しかったです。カウンター越しにマスターやシェフと話す時間もとても貴重なものでした。やっぱ地元の店いかないとですね!
★URLは上記参照


◼︎朝ごはん
tangatableの朝ごはんです。サンドイッチか和食ごはんが選べて、私は和食ごはん500円。旦過市場で買った食材で作っているその味はとても優しいもので、私の手のひらほどある大きな鶏つくねをあっさり食べてしまいました。あんまりにふわふわに仕上がっているので、キッチンの方につくり方を聞いたら、だし汁でじっくり「炊く」のだそうです。今度やってみよ。
ゆったりとしたダイニング、旅人に「いってらしゃい」と声をかけるスタッフの方、柔らかい音楽、ここは最高の朝時間がつくれる場所だなと思いました。



ここ旦過にできたTangaTableは、リノベーションスクールというプログラムを通じて、街ぐるみで作り上げた場所。リノベーションスクールとは、実際に存在する遊休不動産を題材に、全国から集まった受講生が、その建物でどのような事業を展開しそのために必要なリノベーションはどんなものがあるかを企画。


そのアイデアと収支を事業計画にまとめ不動産のオーナーに実際に提案するまでを短期間で行うというもの。参加者は学生さんもいますが、不動産関係の方や設計のお仕事の方など社会人も多いそうです。


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プロジェクトは国土交通省より、都市再生特別措置法に基づく「まち再生出資」対象事業に認定され、(遊休不動産の活用が対象事業に認定されるのは初ということもあり全国に先駆けたモデル事業として注目を集めていました。
ここから先はマニアックな話になるので興味ある方は調べてください。笑


こちらもぜひ
★Tanga Table プロジェクトストーリー「まちをあじわう宿づくり」
http://www.tangatable.jp/story/


Tanga Table プロジェクトストーリー「まちをあじわう宿づくり」

最後に、TangaTableが旦過の食卓である所以の場所、旦過市場を紹介した動画があったのでこちらをシェアします。


食材がキラキラしてるってこういうことなんだな、と思ったのを覚えています。色が、東京のものと違う。食が豊かなところに暮らすっていいなと思いました。今度は私も市場で買ったもので何かつくりたいな。
こちらぜひご覧ください。


★旦過市場
http://www.tangatable.jp/concept/



今回の旦過ツアーさお世話になったみなさま、SPEACの吉里さん、北九州家守舎&Causaの遠矢さん、TangaTableのあったかいスタッフのみなさん、どうもありがとうございました^^
旦過、もっと知りたいと思ったので、また必ず、必ず行きます!