クールでモダンな空間の中で体験する、人の温かさ。

ギャップ萌えなのここ・・・。オンザマークスに行って思った気持ちを、どう表現しようと思ってたのだけど、つい先ほど神が降りてきました。
一言でいうと「ギャップ萌え」です。

写真を見てもらえれば分かると思いますが、「どんだけ」ってくらいおしゃれで、クールで、モダンで、ここは日本ですか!?というくらいの洗練された環境なのに、スタッフの方がとにかく近くて温かい。建前のホスピタリティではなく、本当に「来てくれてありがとうございます」「また来て欲しいです」と思っているのが伝わる。温度のある笑顔を向けてくれる。


お客様を玄関まで見送る、一人一人に声をかける、話に耳を傾ける、応対に気遣いの一言を加える。そういったことがスタッフの方一人一人に刻まれていると思いました。これはどんな宿でもできることじゃないと思う。

哲学や、ビジョンが共有されていて、一人一人の腹に落ちて、表に出てくるものだと思います。(本当はどうなのかはもちろん私は知らないのでが、そう感じたということで)


川崎は経由地です。正直、川崎に旅行に行こうという人は少ないと思います。けど、わざわざ行って欲しい場所です。"経由地川崎"を旅のひとつの思い出にしてくれる宿です。立地もファシリティもビジネス利用に便利な宿なのですが、旅人にとっても「出発に最適な宿」だと思います。

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★ON THE MARKS

さて、施設についてです。
しっかり休息がとれるように、小さなストレスを極力なくすようにしてくれているという印象。配慮がホテルみたいなの。

◎お部屋

●ドミトリー

私が泊まった女子ドミトリーの環境です。(ちなみに、ドミトリーと同じフロアには、ドミと向かい合うように個室もあります。)
縦に長いタイプと、横に長いタイプとあり、120cmのベッドが余裕で入る大きさのドミは、かなり快適。軽くて暖かく、分厚すぎずに体を包んでくれる掛け布団が、本当に快適で、ゲストハウスで初めて「今日はこのまま昼まで寝ていたい」という気持ちに。笑
部屋着のガウンが用意されており、歯ブラシ、簡易スリッパ、目覚まし時計、ハンガー二つ(しかも一つはピンチが付いているやつ)。照明は壁付けのボックス型の収納に埋め込まれていて、ドミトリーの天井を照らす形でライトアップされます。この明るさが本当にちょうどよく、光が直接当たらないので、気持ちが落ち着きます。またパソコン作業するにも十分な明るさでした。

壁付けの収納ボックスには貴重品入れがあり、13インチPCがきれいに入ります。私は他にデジカメ本体とレンズなどを入れてましたが、結構余裕。
あと、加湿器を貸し出してくれています。至れり尽くせり・・・。本当にすごい。


●個室

マネージャーさんにご紹介いただいたスタッフの方に、個室も見せて頂きました。シングルユースの個室と、1〜2名で使えるダブルのお部屋。両方とも小上がりになっていて、靴を脱いでリラックスできます。ダブルの個室にはユニット式のシャワールームとトイレ。十分な広さ。どの個室も日本のカルチャーを感じてもらえるようにとアートが描かれており、しかも全室違うものだというので驚き。


また、お部屋でぜひ試していただきたいのが、オンザマークスのHPで聴けるトラックリスト。宿の世界観を感じてもらう、とてもユニークな演出だと思います。
ミッドナイトの方が特におすすめ!!つい、夜更かししたくなるような深夜にぴったりのいい音楽。

★MUSIC
旅先で聞く音楽って大事よね。

●シークレット

実はベット数が限られた、スペース貸ししてくれる隠し部屋があります。私は入口のドアに全然気付かなくて、「忍者屋敷かよ!」と思ったほど。プライベートな集まりの際には、相談してみてくださいね。空いていればラッキーです^^

◎フロア

私が泊まった女性用フロアの設備になります。

フロントで渡された鍵は、フロアに入るためのドアの鍵、ドミトリーの貴重品ボックス用の鍵、そしてもう一つはシャワー

ルームの近くにあるロッカーの鍵。貴重品ボックスに入らないものなどはこちらへ。

シャワールームは相当数あって、数は覚えていないのですが、フロア満室に近い状態でも、待つことなく使えました。ドライヤーも最新のものが複数あり、洗面スペース、お手洗い、どれも十分な数でした。


◎共用スペース

地下にあります。自販機が4台。ランドリールームには乾燥機付き洗濯機が4つ!アイロンとアイロン台。出張ビジネスパーソンのとてーも強い味方。ほんと設備は申し分なく充実。ただ台所周りはほとんど設備がないので、お食事は1階のダイニングか夜の川崎の街へ。


◎ダイニング

・夜

食事と音楽と素敵な家具に囲まれて過ごす時間。しっかりとした厨房設備があり、メニューも豊富。レストランだけのお客様も多いようで、それだけ「付属」としてのものではなく、独立したものとしてビジネスが立っていることがわかります。

ここで家族で食事をして、そのまま宿に泊まるというのも良さそうですね。たまにはお母さんも楽をさせてあげましょうよ^^


・朝
朝ごはんは中身が選べるホットドッグ。わたしはコールスローを選んで、さらにピクルスを二種類乗せて、酸味たっぷりのドッグに!おいしーぃ♡
こちらbreakfastのみの利用もできて、単品だとドッグ350円、コーヒー250円でセットもあります。フロントでお金を払って、キューブがたの食券をゲット、それをキッチンで渡す方法。
コーヒーを体にチャージして、ゆっくりとこれからの予定を立てるには良い朝時間が作れる場所で。


・ランチ
名物のカレーを!これ、絶妙なバランスにスパイスが効いていて、お肉も柔らかくて、めちゃくちゃおいしい。帰ってから家で再現しようとしたのだけど、ほんと難しい。500円という破格なので、近くに立ち寄った際に、ぜひカレーランチしてみてください。

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目黒通り沿いにCLASKAというリノベーションホテルがあって、それを思い出させるような場所でした。雰囲気そのものがブランドになる、そこに居ることが自分の時間のバリューになる、そういった気持ちが沸いてくる場所でした。

★CLASKA

http://www.claska.com/

あと、繰り返しますが、スタッフの方の笑顔と対応がいい。都市型の大型ホステルで、ここまで配慮が効いているのは珍しい・・・。また来たい場所になるのは、誰かの顔が思い浮かぶからだと私は思います。

「あの人がいる宿」
人は人とのコミュニケーションを、体験そのものの大きな一部としてを覚えると思います。

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ここは、また来たいと思うひとが多いんじゃないかな。訪れてから少し経ちますが、フロントの人、ダイニングで声をかけてくれた人の顔を、ちゃんと思い出します。

またきっと伺いたいと思います。
今回お世話になりました、吉岡さん、ご案内してくれた岡久さん、スタッフのみなさま、ありがとうございました!