フィリピン4日目の朝、今日は移動日。
ザックに荷物をテクニカルに詰め(パッキングって頭脳戦だよね!)、まだちょっと体調は万全でない体でホテルを後にする。
おなじみPartasのバス停から、今度は南下し、Baguio(バギオ)という高山都市に向かいます。バギオを中継地に1泊して、その後、「天国への階段」と言われる世界遺産の棚田を目指します。
早めにホテルを出たものの、バスがくるのが10時半と言われ、バス停を発車したのは11時。
予測はしていたけど、フィリピンの猛烈な渋滞に巻き込まれ、バギオについたのは夕方4時半!
私はバス移動が結構好きなので、退屈することもなく、あまり眠らずにずーっと窓の外を見てた。そしてあることに気づく。
「”HONDA”だらけだ・・・」
フィリピンの交通渋滞は、道路交通に頼るインフラ(鉄道は首都マニラにしかない)が原因なのは前に書いたと思うけど、なので車もバイクもバスもトライシクルもジプニーも道路に溢れてて、もはや乗り物が人口並みにあるんじゃないかと思う。
その中でも自転車よりよく見かけるのがバイク。50cc〜100ccくらいかな、HONDAのバイクを本当によく見る。
しかもすっごいボロボロになってもみんな乗ってる。
現地のバイク屋さんも”HONDA”推し。一番手前に出している。
あとに、Banaue(バナウェ)で現地のガイドさんが言っていたけれど「日本製のバイクは丈夫だよ!特にホンダは最高だね!」とのこと。
やはり日本の技術は海外で評価が高いんだね。
(いっぱい見たのに全然写真とらなかった。。。)
バギオについて、その涼しさに感動する。
バギオは標高の高い位置にある街で、日本でいう軽井沢のような避暑地として、欧米人に開発された街。
フィリピンとは思えないような高級ホテルがあったりするリゾート地。
もう一つ、フィリピンで一番頭のいい大学や、留学生を受け入れている多くの学校がある学園都市という顔。
この時期の街は、2月末のフラワーフェスティバルへ向けて、お花の装飾で彩られていた。
今回は「TALAshare&guesthouse」という日本人オーナーの宿に宿泊。
チェックインして、久しぶりに聞く日本語と、とても清潔にされている室内にほっとする。
そしてご飯がよかった!宿の上階が地元の人にも人気のカフェ&レストラン「Yagam」さん。
長旅の疲れを癒す、ヘルシーな食事と、親切でスマートなお店のスタッフ。
静かで落ち着く場所にあって、ゆっくりとした時間が過ごせる。
街からは少しあるけど、ここはおすすめ。
食事後は買い物がてら聞き込み調査。
明日の目的地バナウェに行くために、CODALINEの8時半発のバスに乗る予定だったけれど、バスのターミナル(場所がめちゃくちゃ分かりにくい)に行くと、「その便はもうやってないんだ」とのこと。
おいー!ウェブサイトには書いてあったのに!
事前に調べた際は、バギオからバナウェは車で5時間〜6時間。
バスでいくにはCODALINEの日中便か深夜便でいくのが、現時点で分かっている手段。で日中便がありませんという。。。
深夜便で移動するとなると、スケジュール的相当きついので、なんとか日中に移動したい。
そこに女神が!
バスターミナルのおじさんとのやりとりを聞いていた地元のおねえさんが、「バンが出てるわよ、確か」と教えてくれる。
そう言えば日本で調べた時に、バンで移動したという海外の人のブログを相方が見つけてた。
旅の前半で学んだのは、フィリピンでは確かな情報は聞き込みと口コミで得られるということ。(ネットに情報少ないからね)
このお姉さんに会えたことで未来が見えたよー。泣
バンが発車するであろう場所の住所を聞き、「今日できることはここまでだね」と切り上げて、夜のマーケットを流しながら少し散歩、そして早めに宿に帰る。
どうか、明日、バナウェ行きのバンが見つかりますように!
体調全快して、たくさん写真が撮れますように!
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