今回の旅で、Melbourne中心部で行きたい建築が二つあり、その一つが、このState Library of Victoria。(ヴィクトリア州立図書館)

世界で最も豪華な図書館の一つとして、本やウェブサイトなどでも紹介されています。

この美しいシンメトリーの、真っ白な大空間を見たときに、「絶対いきたい!」と思い、訪問。しかもなんと写真撮影OKだったので、ちゃんと収めて参りましたよ。

そういえば、旅をする時は、「都市名(または街の名前)+建築」でググって必ずその街の代表的な建築を見に行きます。
もともと旅行を始めたきっかけが建築なので、そういう流れがいまだに続いてる。

 

この図書館、開館は1854年。

街の創始者ジョン・バットマンとジョン・パスコ-・フォークナーの日誌や、ジェイムズ・クック船長(あのキャプテン・クックですよ!)の手記、ネッド・ケリーの鎧などを所蔵。

 

 

Copyright:Yuri Ito
@yurio_it

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「すべてが最高のものを揃えることで、文学と科学、芸術に関する学びと哲学の中心地となるように」という、大きな理想を掲げて設立されました。

「手が清潔な14歳以上の者ならば誰にでも開かれた」世界初の公立図書館の一つとしても有名。

 

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地下から地上5階まで続く館内は、アリの巣の迷路のようになっていて、インフォメーション、本屋さん、読書室、カフェ、歴史ギャラリー、ミニ美術館(結構ちゃんとした)、蔵書の倉庫など様々な機能がある。

一つの建物に二つの大きな構成の部分(棟?)があって、それが館内の階段やエレベーターで縦横と繋がっているイメージ。

 

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外観が工事中だったので、全体の外からの構成が見えなかったのだけど、まずエントランスがある建物は普通のおそらく立方体の建物。

写真のドーム型の読書室(La Trobe Reading Room)に行くには、この建物を通過します。

 

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この建物には、インフォメーション、本屋さん、カフェ、3つのミニ美術館、3つの読書室(特に、Redmond Barry Reading Room!この読書室が、個人的にはドーム型の方より美しいと思った。

少し暗く、木を基調としたつくりで、とても伝統的な趣きの場所だった)があります。

で、この建物を抜けるとドーム型の建物へ。

読書室(La Trobe Reading Room)と、読書室を囲む廊下部分を拡張してた歴史ギャラリーが併設されています。

 

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多分、廊下があるのはホールの半円部分だけだったので、反対側の半円は、蔵書の書庫じゃないかと思う。

ここはエレベーターで上階まで登って、ホールを囲むように走る廊下から、写真を撮ることができます。

 

 

全体として、観光客の方のマナーもよく、写真撮影できるところ以外は普通の図書館のような感じだったので、自分がこの街に住んでいたらぜひ頻繁に来たいとことだなと思う。

でも、こんな、映画のセットのような建築に来てしまったら、きっとそれに浸って勉強なんかしないんだろうな~。笑

ここは観光でも滞在でもぜひおすすめの場所です。

館内ツアーもやってたりするので、行く前にチェックをお忘れなく。