帰ってきました、東京に!
12日間のロングトリップは「ほんとうのこと」をちゃんと見えるようにしてくれた気がする。
ひとつ、
自分がつらいことはやめたいと思った。

毎日のように色んなひとから、お願いごとや相談、「何々を教えて欲しい」「こんな人を紹介して欲しい」というような「欲しい欲しい」のメッセージがあって、そういうのがずっと続いていてしんどかった。

しかも一度短時間会っただけとか、そういう関係性も何もまだ無いようなひとほど来る。旅先で出会った人の方がよっぽど話してる。
そしてこちらが丁寧に考えて回答しても、お礼も返信すらしないような人たちもいる。

そのしんどいと思っている自分を、「いい人フィルター」とか「親切フィルター」をかけて見ないようにしてた。

ただ、旅の途中もそういうメッセージがいろんな人から飛んできて、ほんとうんざりしてしまって。

私のストレス、仕事以外にも大きいのがあったんだなと、気づいた。

そういう連絡をできるだけ対応しないようにして、自分の本当に笑顔になれることだけに時間使った。
だってこの旅はわたしのための時間だから。誰かのために使う時間に費やして、自分のこと後回しだったから、この旅の時間は自分のためのものにしたかった。

でそうやってたら、いろいろ全部治った。直前まで通院していた病院からもらった薬ぜんぜん使わなかった。

だからもうやめるの。いい人フィルターやめる。
ふたつ、
何を選択しないのかが見えてきた。

去年は自分が何をしたらいいのか、何を選択したらいいのか全然わからなくて、ただただ「どうしよう」という状態だった。
今年は、何をしたらいいのか分かってきたので、何を選ばないかが見えてきた。

選ばないものを決める、それが道を作る気がする。
1年間で自分がちゃんと成長してるのがわかった。
みっつ、
このままでいいんだと、変わっていてもいいんだと思った。

このままの自分を大事にすること、このままの自分でいられるひとがいること、このままの自分を自分が受け入れること、それでいいんだ、それが幸せだなと思った。

「変わっている」とネガティブな意味で言われることが続いて、嫌だったし不安だったのだけど、旅先には色んなひとがいた。わたしみたいなのを肯定してくれる人もいた。

「人はこう」と決めてかかる人に無駄に傷つく必要ないやと思った。
旅は、「ほんとうのこと」が分かる。
本質というより、自分にとっての本当のこと。だと思う。

 
いい旅は人生にGIFTをくれる。