ひっさびさにテンション上がる展覧会!

そもそも、森美術館の展覧会にハズレはないのだけど、今回もいい。

やっぱり美術館は企画力、キュレーション力!

 

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森美術館、展覧会公式サイトトップイメージ

 

最近、チームラボの猪子さんのインタビューをみて、やっぱり感性の塊なんだと思った。あの人。

猪子さんの発想するものをみていると、

「感性を呼びさます」なんて甘っちょろいものではなく、

「感性そのものを変えるような体験」を刺激的に”共有”しているように思う。

いや、共有できるレベルに達するには程遠いかも知れない。

 

けれど、自分の中から、ではなく、宙(そら)から降ってくるものを全力で自分のものにしてやろうという気概だけでも、楽しめる。

 

チームラボ 《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》 2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明

チームラボ
《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space》
2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明

 

そういうのだよ、アートって。

自分の中から湧き上がる感性と、自分の外からぶつかってくる途方もないものを、それが合わさって、新しい自分が一歩先にいる。

 

コンラッド・ショウクロス 《タイムピース》 2013年/アルミニウム、鉄、機械、ライト/サイズ可変/展示風景:ラウンドハウス、ロンドン

コンラッド・ショウクロス
《タイムピース》
2013年/アルミニウム、鉄、機械、ライト/サイズ可変/展示風景:ラウンドハウス、ロンドン

 

見たことのない気持ちいい自分。

そういうのだよ、気持ちいいんだよ、アートって!

 

ヴァンサン・フルニエ 《火星砂漠研究基地 #11、火星協会、サン・ラファエル・スウェル、ユタ州、アメリカ、2008年》 2008年/Cプリント/60×80cm/作家蔵

ヴァンサン・フルニエ
《火星砂漠研究基地 #11、火星協会、サン・ラファエル・スウェル、ユタ州、アメリカ、2008年》
2008年/Cプリント/60×80cm/作家蔵

 

宇宙と芸術展
会期 : 2016年7月30日(土)-1月9日(月・祝)
時間 : 10:00-22:00(火曜は17:00まで)
会場 : 森美術館 →googlemap
住所 : 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
料金 : 一般1,600円 ※詳細は美術館HPへ
交通 : 地下鉄日比谷線「六本木駅」徒歩 0分
★画像引用元
>>記事サムネイル画像
ヴォルフガング・ティルマンス
《金星の日面通過》
2012年
紙にインクジェットプリント
約44×33cm
所蔵:ワコウ・ワークス・オブ・アート
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