チームラボのニルバーナ!
が展示されててテンション上がった2時間待ちの最後、行って来ました伊藤若冲展。

午前中はMAX4時間待ち、戻って夕方でも2時間待ち。テレビでも取り上げられ、記念本、雑誌の特集と猫も杓子も「伊藤若冲」。
でも、それでも行ってよかった。ほんと良かった。

 


2012年にナショナルギャラリーで「動植綵絵」がフル30幅公開されたのを動画で見て、生きているうちに見たいと思ってて。


★伊藤若冲特集:ワシントン ナショナル ギャラリー現地取材
https://www.youtube.com/watch?v=0fY-B26y_fo
https://www.youtube.com/watch?v=9XnSBoPT1C0
★奇才、伊藤若冲の魅力:ナショナル・ギャラリー展を観て
http://www.wjwn.org/views/article.php?NUM=V-0364

東京都美術館2階内に作られた、大きな円状の、ホールを囲むように展示された30幅は、圧巻でした。(ちなみに宮内庁三の丸尚蔵館で保管されている「動植綵絵」が東京で一堂に会すのは初めてです。)
 

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花や動物、魚や、鳥、ハイコントラストでグラフィカルなそれらは、これが数百年前に描かれたものとは到底思えないほど、保存状態もよく、生き生きと、音や声がすぐそばて聞こえるようでした。

イメージと遊ぶ若冲の姿が思い浮かぶ、一幅一幅。絵が大好きで夢中だという気持ちが伝わってきました。

来場者も楽しそうに見てて、アートを分かりやすくて親しめるって大事だなと思った。
「若冲に対する潜在的なポジティブイメージ=ブランド」が、美術館のプロモートの力を圧倒的に超えていると思いました。
(今回スマホサイトも贅沢だったし、露出も多かったし、美術館は結構お金かけたと思う)


伊藤若冲は、まだ何百年も愛される。

そしてまだまだ彼を知りたいと思いました。

混むけど並ぶけどおすすめ!!

 

生誕300年記念 若冲展
The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu

会期 : 2016年4月22日(金)~5月24日(火)
時間 : 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
会場 : 東京都美術館 企画棟 企画展示室 →googlemap
URL : http://jakuchu2016.jp
住所 : 東京都台東区上野公園8-36
料金 : 一般当日1,600円 ※詳細は美術館HPへ
交通 : JR線・地下鉄線上野駅上野公園内