ゲストハウスに泊まると必ず他のゲストハウスの話題になります。オススメや鉄板、話題のところ。そして今回、話題のところの一つに行ってきました!
長野野尻湖半のゲストハウスLAMP。二泊三日、本当に美しい景色を堪能してきました。
幸せだったー(>_<)♡
★LAMP
http://www.sundayplanning.com/lamp/
長野県上水内郡信濃町野尻、5つに分けたエリアで言えば北信州にあたるその場所は、妙高山、斑尾山など美しいシルエットの5つの山と、それを写す湖を目の前にした場所にあります。
私は長野駅で山梨から来ていた後輩と合流し車で行きましたが、宿泊客の方は長野駅からJRで30分の黒姫駅へ、宿の車で迎えに来てもらうこともできます。
今年初夏にリニューアルオープンしたそのゲストハウスは、気のぬくもりに溢れ、朝日が柔らかに差し込むリビングが印象的。
一階はリビングダイニング、二つのお風呂、キッズスペース、フロントとレストランの厨房。
2階は個室と男女ドミトリー、ミックスドミトリー、広い洗面スペース。
私がこれまで泊まった(多分15以上)観光都市型の「ゲ
ストハウス」と異なり、その場で心地よく「暮らす」こと
ができるようなしっかりした設備のある宿。
まず、水回り。洗面スペースが広いので、女性はゆっくりと朝や夜の支度をすることができます。お風呂場と洗面スペースにドライヤーがあるので、タイミングを考えれば取り合いにならずに使えます。お湯が出ますが温度調整が少し難しいので、そこは注意かな。
またトイレの数が多い。一階二階にそれぞれ男女別にあり、女性用はそれぞれ2~3つの個室。混み合うことなく使えました。
お風呂は数人入れるような、広めの湯船があるのでゆっくりと旅の疲れを癒せます。時間は16~23時。男女別。湯船に浸かりたい場合、都市型のゲストハウスでは近隣の銭湯をお勧めされますが、冬は湯冷めするので不便なんですよね。ここは同じ建物内なので、ホカホカのままでいられます。
続いてベッド。
今回は女子ドミトリーに2泊。大きさは標準的かやや広め。158㎝のわたしにはちょうど良かったです。
ベッドライト、枕元に小物を置ける棚(これあるの嬉しい!)個人用に2つコンセントが使えます。床暖房やストーブで暖かいので、眠っていても寒いことはありません。
そして食事。
自然が豊かな場所ということもあり、近くに気軽に徒歩で
食事に行けるところやコンビニはありません。あと、ゲス
トハウスによくある自炊キッチンはないので、ごはんは駅
の方まで出るか、LAMPのレストラン。
LAMPのレストランは(イタリアンかな?)洋食が中心。食事を楽しみに行って、「ついでに泊まる」感覚で使うこともできる宿だと思います。(オーベルジュみたいに)
ディナーは18時から、ランチは11時半から。レストランだけの営業もあるので、特に週末は混み合うみたい。のんびり食べたい方は早めに行くことをおすすめ。とにかく食事が本当においしいので、お腹をすかせて行ってください(^_^)
カフェタイムとランチタイムは先の会計。ディナーはテーブルチェック。
豆を挽くところから入れてくれる「支配人のコーヒー」(450円)は、ブラックコーヒーが苦手な方にもおすすめできます。
ごはんというか「食」の風景は、お父様から経営を継いだ若いオーナーの拘りどころだったんだろうなぁ、と思います。対話ができるカウンター、さまざまなシーンで使える座席のバリエーション、薪のストーブ、お皿の絵柄や、食器の素材。大好きなアカシアの食器が多く使われていて、手の感触が落ち着きました。
食事をする風景を丁寧にイメージして作られた空間だと思いました。
ゲストハウスでの過ごし方はみなさんそれぞれですが、スキーに行ってる方や、宿で予約できるアウトドアアクティビティの体験も楽しそうです。
私は今回はじめての場所だったので、どんな場所か知りたくて、私は野尻湖のまわりを散策。常連さんに教えてもらった絶景朝日スポットの景色、前オーナーに連れていってもらった温泉、妙高山を目の前にしたそば畑の白さ、ハラハラと雪の降る野尻湖、湖畔で氷が割れる音、自然を体中で感じて本当に幸せでした。
次回はもっと自然に近づきたいので、アクティビティの予
約をしたいと思います。
レストランの女性シェフが、チェックアウトしたお客さんに「いってらっしゃい」と言って見送っていました。またここに戻ってこれるんだ、と思うと気持ちがあたたかくなりました。
みなさん、ありがとうございました!
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