そして建築の投稿が続きます~。
訪れたのは、St Patricks Cathedral(セントパトリック大聖堂)。
オーストラリアの中で最大といわれており、完成までに90年を要したという教会。
中心地CBDを東側に少し出たところにあり、ビクトリア州の議事堂のほぼ向かいにあります。
(議事堂も予約制ですが見学は可能です)
教会建築ってたまらないですよね~。どんなスタイルも好きです。
コンクリと鉄筋むき出しのモダンな建築から、天高くのびる突塔が印象的なゴシック建築も。
メルボルンに多くあるのは、ゴシック様式の教会。重厚感があって、佇まいも年季たっぷりで、とても見応えがあります。
そして、夏の暑い日に行く教会が一番好きです。冷房がなくても、ひんやりと透き通った空気で体の火照りが落ち着く。
教会という祈りの場は、基本的に開放されていることが多いので見学がしやすいと思う。
ただ、日曜のミサや祭礼時は信徒の方しか入れないこともあるし、観光地として人気の建築だと見学が予約制のこともあるので、一応事前に確認していきました。
大きな聖堂の中は、オレンジ色の光に包まれ、とても豪華な雰囲気。
明るい中心部がある一方で、マリアさまに祈る場は深緑の壁紙が使われていて、とてもシックで落ち着いた雰囲気。
ここがとても素敵だった。
奥の集会所へつづく通路には、油彩の宗教画が多く飾られており、美術館のような雰囲気になっていました。
ひとつの建築の中にいくつもの表情を持った空間や場所がある、けれど、想いや哲学は一つのものとして完成されている。
これも教会の建築を見る楽しみだな、と思います。
あ、特に注意書きは無かったのだけど、もしかしたら、写真撮影ができない場所なのかも知れないです。実際に行かれる方は、確認をしてくださいね。
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