Melbourneの12月末~1月初めの二週間くらいは、5月後半の東京と同じような気温。
最高気温が26-7度くらいから高くて32度くらい。
なのに、この差!!この爽やかさの差!
東京の初夏も気持ちがいいけれど、やっぱり圧倒的に湿度がちがうので、爽やか度数がぜんぜんちがう。
Melbourneの街中を走るトラムは、新しい車体と古い車体があり、古いのは冷房が効いてない。
車体も座席も小さくて、ぎゅうぎゅうで、それが昔の世田谷線みたいで懐かしかった。チンチーンて鳴っていた頃のね。
新しい車体は快適すぎてお昼寝ぴったり。
音もなく静かにゆっくり走る姿が、景観をざわつかせることなく、落ち着いている。
CBDの中心地になってくると、頭上でトラムの電線がわちゃわちゃしてすごいことになっているんだけど、あれはいつか地中に埋まりそう。
CBD内の主要な観光地も、ミュージアムも、基本トラムでいけるので、2−3日の観光だったら交通費ほとんどかからないんじゃないかな。
ミュージアムといえば、ビクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria:NGV)と、フェデレーションスクエア(Federation Square)に隣接したオーストラリア映像博物館(the Australian Center for the Moving Image:ACMI)、その隣のイアン・ポッターセンター(The Ian Potter Centre)はトラムで行けるし、なんとFREE。
メルボルンはFREEのアート施設が多く、アートと文化の街だというPRが、ちゃんと態度で示せていて素晴らしい。(広く寄付も募ってる)
ビクトリア国立美術館は、企画展は有料だけど、常設展は無料。常設だけでも結構な量があって楽しめる。
家具とファッションの展示がなかなかの萌えどころで、ずっと見てられた。日本人のファッションデザイナー、川久保玲(COMME des GARCONS)の初期の真っ赤なドレスなど数点は、日本国内でも見れないような希少品だった。
展示も素晴らしかったけど、何より、美術館を囲む水辺の景色が、個人的には一番印象的だった。
ACMIとイアン・ポッターセンターは年末年始がおやすみで入れず。けれど、その2つをつなぐ「THE ATRIUM」というスペースが解放されていていました。
ランダムに張り巡らされた格子の天井に、やや青みがかったガラスがはめ込まれていて、とてもきれいだった。
イアン・ポッターセンターは名前だけ聞くとなんのことだか分からないけど、オーストラリア固有の伝統的なアート、またはオーストラリアのアーティストによる作品のみを展示している美術館。特にContemporary Artが多い。
ここは次回ぜひいきたい!
ACMIはちょうど今日からリニューアルのための閉館。なのでこれから行こうとしている人は気をつけてね。
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