阪神淡路大震災から22年。
 
6年前に初めて神戸市の灘に行った時、まだ海辺は再開発が続いていて、こんなに時間が経っても地震の影響は残っているのだとびっくりしました。美術館のあるなぎさ公園一帯は、妙に真新しく、近くには震災の被災者を慰霊する森がありました。
 
その時は明石海峡沿いのJR線に乗り、駅から駅へ被害の大きかったエリアを見て回り、そして明石海峡を渡って、淡路に上陸。きれいな島だった。
 
その3年後に再び訪れた際には、すっかり景色が変わっていて、街が前進する強さを感じた。県立美術館で、震災後の復興にご尽力された安藤忠雄さんの講演を聞いた。お話しもできて感動した。関西弁の笑顔が素敵なひと。
 
あれから3年半、また神戸に行きます。今度はお仕事で。街の力になれる仕事ができて嬉しい。

 

 

Copyright:Yuri Ito @yurio_it

Copyright:Yuri Ito
@yurio_it

 

ー1995年1月17日午前5時46分、
淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の直下型地震が発生。
最大震度7。
死者6,434名、負傷者43,792名。
戦後最大の都市型災害となりました。
全壊家屋104,906棟、半壊家屋144,274棟。
全焼家屋7,036棟、火災発生件数285件。
水道が復旧するまでに90日、ガスは83日、電気は7日、電話は6日。
阪神高速神戸線では橋げたが倒壊。
635メートルにわたって横倒しになり、復旧するのに
622日かかりました。
鉄道は29路線が被災し、神戸と大阪を結ぶ鉄道3線の不通により
一日45万人に影響。ー
 
※写真は灘のなぎさ公園。2010年。