**波照間島のニシ浜**

海の写真つづきます。八重山ブルーを吸い込んでください!

Copyright:Yuri Ito
@yurio_it

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自分らしくないなと思うことが続いたり、誰かに対する怒りが心の底に巣食ってしまって取り除けないとき、自分のことを何にも知らないひと会って「ただ人として」話したかったり、とにかくとても強い力で自分を癒す必要があると感じたり。

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そういう時期が本当に数年続いていて、どれだけ沖縄に行ったろうと思う。

今も同じようにそういう渦に引き込まれることがあるのだけど、あのときは特ひどくて、ずーっとずーっと「どうしよう」って思ってた。

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自分が全然扱いきれなくて、何も見えなくて、歩けているのかどうかもよく分からなかったし、歩いている場所が自分の人生のどの場所なのか分からなくて、なんというか色んなものを完全に見失ってた。

やりたいことは見えていたのに、考える前に行動して行き詰まって、考えすぎては何も手につかずに行き詰まって、その繰り返し。

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沖縄に行くたびに救われたのは、景色だけではなくて、人。出会う人。

みんな色んな人生を背負って、苦しんだり、迷ったり、葛藤したりしながらも、でも生きてた。

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お酒飲んで、歌って騒いで、肩を組んで、星を見て、海を見続けて。笑って、笑って、とにかく笑って。

英気を養って、そしてまた自分の生活に向かって行ってた。

元気というか、勇気をもらえた。

みんながみんな人生の明確な目標を持っているわけじゃなく、時に立ち止まってしまうこともあるんだって。そういうのも人生なんだって。

みんなどうやってそんなにちゃんと生きているんだろう、って思ってたけど、どうやっても何も、「生きてる」んだと思った。

今目の前を。今ある足元を。懸命に生きてる。上手くなくても。

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東京で、パワーのある人たちに囲まれて、見失ってたもの、それは「自分を生きる」ことだと思う。

自分を生きていないことへの、自分への失望がずっとあったんだと、今は思う。

手の届かないものを、本当に欲しいのかもよく考えずに、それを得られないことにいつも失望してた。

沖縄は、「大したことのない自分」も好きになれる場所だった。

大したことのない自分を許せない生活の中で、それでも生きていればいいと思える場所だった。

誰かと比べなくてもよくて、誰かができることが私にはできなくてもよくて、目の前に見たものを精一杯吸い込んで愛する。それで十分、自分が満たされる。

沖縄にいるときの自分が、いちばん自分らしくて好きだった。

あるとき、もう10数回目の沖縄だったかな、沖縄に来ても何も変わらない自分に気がついたのよね。

相変わらずに美しい場所で、沖縄は何も変わらないのだけど。

自分で自分の人生に腹を決めないと、この先はないんだなと気づいた。

悩みを解決するのは、最後は自分でしかないんだと。

自分の今をそのまま引き受ける意志、自分の人生に責任を持つ覚悟、それが無かったんだと思った。

誰しも人生で一度は通過する景色があるのだとしたら。それが私には沖縄だと思う。

(もちろんまた行くけどね!)

(旅行期間 2017年4月27日〜5月8日)