容赦ない縦ゆれ横ゆれで、かなりダンサブルなバン道中がつづき、これまでの人生で培った全わたしのボディバランスが試されている。

しかしそんなものはどこにもないので、明日は筋肉痛です。

正面の景色が見える席にいる相方は「誰か殺すよこの走り方・・」と 言う。確かに、遊園地の絶叫マシンがかわいく思えるくらいのスピード感はあるね!

これ体感的に新幹線より速い気がする。笑

わたしの横の窓の景色は、途中いくつかの街や、何にもない道にポツンとバスケットコートがあったり、小さな街の郵便局に荷物を届けたり、誰かを降ろしたり、畑や田んぼを全力で通り過ぎる景色。

 

Copyright:Yuri Ito @yurio_it

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しばらく続いた平地から、坂を登り始めたと思ったら、一気に山登りを開始。

グーグルマップで確認すると、ここがBanaueまでの最後の峠のよう。

これまで体験したことのない山道の蛇行?で、もはや笑いがこみ上げてくる。

山の中をずんずん進む中、おうち2-3軒の小さな集落に教会があるのを見て驚く。こんな、山奥にも信仰の場があるんだね。

 

 

いきなり運転手さんに「どこに停まるの?!」と聞かれ、目印にしていた「Partasのバスターミナル!」と言うと「どこそれ!?」と返される。
宿泊場所は?と聞かれたので「BanaueHomestay!」と答えるとそれは分かってもらえた。そっか有名宿だもんね。

終わりの見えない山道を登っていたと思ったのに、あっという間に道がひらけ、街が現れる。

待望のBanaueに到着です!
結局バン旅は5時間半!でも深夜便で来て変な時間に降ろされるよりずっといいわ。

 

 

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今夜の宿泊はBanaueHomestay。

予約サイトのBooking.comでこの辺りイチの評価だったのと、ツアーデスクを設けているので、周辺の観光にも明るいということで決定。

宿に着いて、荷物を置かせてもらい、近くのカフェを紹介してもらう。
やーーーお腹すいたよね!!ビールが飲みたいね!!!
地元にゃんこと遊びながら、やっとのごはんタイム。

 

 

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カフェはローカルごはんから、誰でも知ってそうな料理まで色々あって、味付けはざっくりした感じだったけど、ぜんぜん良かった。
フィリピンにきて、個人的にはこの街の料理が一番しっくりくる味付けだった。(翌日の宿のごはんが一番おいしかった)

カフェのバルコニー席から見える、目の前の棚田がすでにきれい。
これで朝日が当たったら本当に美しいんだろうな。

 

 

 

 

バルコニーから見下ろすBanaueの街は、とても生活感があって、なんだか落ち着く景色。
多くの緑に囲まれた学校の下校風景や、たくさんの洗濯物、工事中の建物、のんびり走るバイクを見ながら、観光地然としていないその時間の流れ方に「ここ好きだなぁ」と思う。

 

 

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さてこの後は、観光案内所に行って、噂の「天国の階段」を目指す方法を聞いてきます。